2019年は痛風予防のアンセリンが流行る⁉ アンセリンを含むイミダゾールジペプチドは疲労低減で今注目のアミノ酸

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こんにちは、日々の幸子(@hibinohappy)です。

日経トレンディ2018年12月号で「2019ヒット予想100」を特集していました。その中で第17位に入ったのが、「痛風予備軍の”免罪符” 抗・尿酸値ドリンク(アンセリン)」。2019年には、アンセリンを配合した商品が続々発売されると予測されています。

アンセリンって聞き慣れないワードですよね。私は初めて聞きました。実は主人の尿酸値が年々高くなっていて、気になっていたんです。抗・尿酸とは興味があります!

アンセリンについて調べてみました。

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目次

アンセリンとは?

アンセリンは動物の筋肉中に含まれているペプチドで、β-アラニンとメチルヒスチジンという2種類のアミノ酸が結びついた構造をしています。

マグロ、カツオ、サケ、サメなどの魚や、鳥類の筋肉に多く含まれています。マグロ、カツオなど、長距離を高速で泳ぐ回遊魚などの筋肉中に多く分布することから、近年、その運動能力の秘密のカギを握る存在としての研究が進められています。

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アンセリンは何に効くの?

・抗疲労効果
・活性酸素消去能
・血圧降下作用
・抗炎症作用
・尿酸値降下作用

中でも、最近はマグロ・カツオ由来のアンセリンに尿酸値降下作用があることが研究により判明しました。これは、これまでの機能性食品には見られなかった効果なので、各方面の注目度が高くなっています。

焼津水産化学工業という東証一部上場の会社が、アンセリンを多く含み、それを高品質の形で取り出し易いマグロ・カツオに注目。アンセリンを高純度で工業的に製造する方法を世界で初めて開発し、特許を取得しました。

アンセリン商品はまだまだこれから伸びると思われるので、期待しています!


そもそも尿酸って何? 高いとどうなるの?

尿酸とは,「プリン体」という物質が体内で分解されてできる老廃物です。

プリン体は運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質で,常に体内で作られています。主に肝臓で分解され尿酸となり,一時的に体内に溜め込まれた後,尿や便として排泄されます。

1日に体内で産生される尿酸はおよそ700mgです。1日で排泄される量も700mgなので,体内の尿酸は常に一定の量(健康成人男性の場合およそ1,200mg)に保たれています。
体内での尿酸の量が増えてしまうと、血液中の尿酸(尿酸値)が溶解限界の7.0mgを超え、痛風の原因である「高尿酸血症」となってしまいます。

 

痛風になるとどうなる?

足の親指の付け根が歩けないほど痛みます。
発作24時間後が痛みのピークで,3〜7日ほど経過すればウソのように痛みが引いて歩けるようになります。

これは、血液中に溶け込んでいる尿酸の量が増えて溶け切らないと、過剰な尿酸が結晶化して関節に溜まります。運動などをきっかけに一部が関節液中に剝がれ落ちると,それを敵と見なし白血球が攻撃を始めて炎症を起こすのが痛みの原因です。

 

痛風を起こしやすいのはどんな人?

肥満

★お酒や砂糖入り清涼飲料水をよく飲む。プリン体の多い食品をよく食べる。

★20代以上の男性(30代男性の30%は尿酸値が高い)

★肥満である

★ストレスを抱えている

★血縁者に痛風の人がいる

★激しい運動をすることがある

★水分をあまりとらない

 

尿酸値はどれくらい下げればいいの?

痛風を起こしたことのある人が再発を予防するためには,尿酸値を6.0mg/dL以下に抑える必要があります。尿酸の血中濃度を下げないと,関節内に溜まった尿酸塩結晶が溶けないからです。

高尿酸血症でも,尿酸値が8.0mg/dL未満で過去に痛風の経験がなければ薬は要りません。生活習慣を見直し様子を見ます。 尿酸値が8.0mg/dL台であれば,合併症の有無や患者の体質・体調から判断して,薬物療法を勧められる場合もあります。

尿酸値が9.0mg/dL以上になってしまうと,痛風発作や合併症を起こす危険性が極めて高いので,ほとんどの人は医師の判断で薬物療法を始めることになります。

 

尿酸値を下げるにはどうすればいい?

まずは、生活習慣の改善がもっとも大切です。

★尿酸のもとであるプリン体を多く含む食品や高エネルギー食を控える

(ショ糖や果糖を含む清涼飲料水・果物・アイスにも注意。)

★飲酒を控える

★1日2リットル水を飲む

★適度な運動

★ストレスのない生活

★尿酸の排泄を促す乳製品や野菜を摂取する

 

尿酸を作り出す原因の2割は食べ物から。

残りの8割は、新陳代謝で生成され、肝臓で尿酸に作り変えられます。作り出された尿酸をキチンと排泄できていれば問題ありません。高尿酸の人の9割は、尿酸の排泄が悪く、その主な原因は「肥満」と「体質」です。

肥満になると体内で血糖を処理する「インスリン」が余りがちに。インスリンは尿酸の排泄を邪魔する方向に働くので高尿酸になりやすくなってしまいます。
体重を落とすことで、インスリンが余りがちな状況を解消できるので、太っている人はまず痩せることが一番効果が期待できます。

牛乳は「尿酸の排泄」を促す食品。飲む量は1日コップ1杯でOK。低脂肪の方がより高い効果が期待できます。ヨーグルトなどの乳製品も効果があります。

また、野菜の多くは尿酸を排泄しやすくしてくれるので積極的にとりましょう。

プリン体を多く含む食品は?

いわし

あん肝、レバー、モツ、白子、牛肉ヒレ、ロース、えび、かにみそなど、主に動物性食品に多く含まれています。

いわしは、プリン体を多く含みます。目刺し、煮干し、しらす干し、ちりめんじゃこ、アンチョビ、オイルサーディンも同じイワシです。プリン体は水溶性なため、煮干しなどの出し汁を使った料理にも注意が必要です。

また、調味料のだしにも、プリン体の一部である旨味成分のイノシン酸を含むので注意が必要。豚骨、鶏がらを使用したラーメンやスープ、肉を焼いたあとの肉汁など、旨味のする汁の部分にはプリン体は多く含まれていますので控えましょう。

お酒類はアルコールそのものが尿酸を作ってしまうため、ビールに限らずお酒類全般を控えましょう。

甘いスイーツも尿酸を作ってしまいますので、食べ過ぎは要注意です。

 

アンセリンを含むイミダゾールジペプチドは疲労低減にも

アンセリンを含むイミダゾールジペプチド(アンセリンやカルノシン)は、私たちの筋肉の中で作り出されるアミノ酸で、活性酸素を抑える力を持っています。

イミダゾールジペプチドは人間と同じように動物の筋肉の中にもあります。

特に時速100km近くで泳ぎ続けるカツオやマグロ、数千キロも不眠不休で飛び続ける渡り鳥などの鳥類の筋肉の中に多く含まれているので、その運動能力を支えている物質と考えられています。

老化防止(アンチエイジング)や疲労低減に効果があることがわかってきました。

今注目のアミノ酸です!

 

日々の幸子
日々の幸子

仕事や家事でお疲れのパパ・ママにいいわね!

 

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