【ママ友問題】幼稚園のバス停でのトラブル対処法 基本はつかず離れず・自分が変わる

こんにちは、日々の幸子(@hibinohappy)です。
お子さまが幼稚園の園バスを利用して幼稚園へ通われている方もたくさんいらっしゃると思います。
私の娘も3年間園バスを利用して通っていました。
園バスじゃなく、自分で幼稚園まで通われている方も、送って行ったついでに井戸端会議、帰りは子どもが園庭で遊んでなかなか帰ることができない…etc、いろいろ悩みどころはあると思います。
園バスって、家の近くまで送り迎えしてくれるから、一見“楽そう”に見えますよね。
しかし、そこには“濃い人間関係”があるんですよね。
行きと帰り、嫌でも顔を合わせないといけないので、それは色々あります。
我が家も色々ありました。
毎日のことなので、悩むと辛いですよね。
今、バス停問題でお悩みの方に、少しでも楽になってもらえたらいいなと思って、実体験に基づいたトラブルの対処法?を書いてみました。ちょっと長くなるかもしれません。
園バスは、数年の期間限定です。明けない夜はないです(笑)。少しでもおだやかに過ごせたらいいですね。
挨拶は基本!
当たり前のことですが、会ったときの挨拶は基本です。
どんなに嫌な思いをしても、相手がしなくても、自分からは必ず“笑顔で”気持ちよく挨拶するように心がけましょう。
同じように気持ちよく挨拶をしてくれる人がほとんどだと思いますが、中には挨拶をしなかったり、“あごで”「あぁ」みたいな挨拶をする人もいます(びっくり)。
その“あごで”挨拶をする人は、ちょっとしたことがきっかけで関係がこじれた方ですが、当時は理不尽な思いをし、辛かったです。しかし、どんなに辛くてもこちらからはちゃんと声に出してきちんと挨拶することを心がけました。誰が見ているかはわかりませんし、やっぱり挨拶は基本です。子どもも見ています。
井戸端会議は参加する? 参加しない?
子どもが園バスに乗った後、バス停でママ達が井戸端会議になることは、よくある光景です。
毎日20~30分とか、中には数時間(!)というところもあるようで…。
井戸端会議は、上の学年の子のママがいたりすると、幼稚園のことを色々聞けて、有益な情報を得られたりしますが、たいていはどうでもよい噂話だったりします。
幼稚園から、近隣住民の方への配慮で、「バス停では長居しないように」とプリントをいただいたりしますが、女性が2人以上集まれば、すぐに話が盛り上がってしまうものだし、集団心理が働き、周りが見えなくなったりします。
ママの中にはいろんな人がいる
ママの中には、とっても話好きな方と、ドライな関係を好む人など、さまざまな人がいます。
ドライな関係を好む人は、お互いがそういう人だと、用事が済んだらバス停からサッと立ち去ることができ、とってもよいですよね。
しかし、話好きなママというのは結構います。
一人でもそういう人がいると、すかさず色々話を振ってくるので、長話になることが多いものです。
バス停で何人か利用していると、なかなか自分だけが帰りづらかったりして、「あー早く終わんないかな」と心の中でモヤモヤすることも。
私も、基本的にはドライな関係を好むタイプなので、毎日の長話は辛かったです。
女性が道端で円になってひそひそ話している光景は、はたからみたら恐いものがあるなと思っていましたし、通行人の邪魔になったりするので嫌だなと思っていました。
最初の頃は、自分だけが帰るのが後ろめたくて、井戸端会議に付き合っていましたが、だんだんとそれが辛くなり、「じゃあ、お先に」と言って先に帰ることにしました。だって朝は早く帰って洗濯物を干したいし、子どもがいない間の貴重な時間がもったいないじゃないですか。
もちろん最初は先に帰ることにドキドキしましたが、付き合わなくてよい開放感を味わうと、無理して毎回付き合わなくてよいなと思いました。
基本は「自分がどうしたいか」です。
挨拶だけはしっかりして、話したい時は参加するなどして、つかず離れずの距離感をとってもいいと思います。
先に帰りたい時に便利な言葉
基本は笑顔でサラッと、園バスが行ってしまったら間髪入れずに言ってみましょう。
グダグダしていると流されてしまいます。
毎日早く帰りたい人
「じゃあ、お先に」や「じゃあ、お先に失礼します」
などは、いかにも忙しそうなそぶりで言って、サッと立ち去るのがよいです。
アレコレ下手に嘘をつけないわという小心者にも便利。
「株をやっているので…」
「パートを始めたので…」
「在宅で仕事をやり始めたので…」
など、実際にやっていなくても嘘も方便です。誰もあなたの本当のことはわかりません。
これを機会に実際にやり始めるというのも手ですね。
たまに早く帰りたい人
「今日は病院があるので…」
「銀行に用事が…」
「頼まれごとがあるので早く帰らなくちゃいけないの…」
など、何とでも言えますね。
少しの勇気で、あなたの自由な時間が得られます。
会話に参加する場合
当たり障りのない話題になるように心がけるとよいです。お天気の話とか、その日のニュースの話とか。幼稚園の話はテッパンです。皆が知りたい話題だし、話に参加できるからです。でも幼稚園の話は長話になる場合が多いですね。
人の噂話も好きですよね。でも、思いっきり共感してしまうと、あなたがそう言っていたよと変な噂をたてられる場合もあるので、「へぇー、そうなんだー」など当たり障りのない返事をして濁してしまうとよいかと思います。
自慢はしない
自分がそういう意図じゃなく話したことも、相手にとっては“自慢”と受け取られてしまうこともあります。そのことを他のママに嫌みったらしく伝える人も。女の人は恐いです。
ママって、いろんなことを我慢したり、その家庭その家庭で悩みがあったりして、ストレスをかかえていますよね。ちょっとしたことで、そういうストレスのはけ口に誰かを攻撃するということも。
基本的にちょっとしたことでも自慢はしない方が無難です。自分が自慢じゃないと思っていても、相手がどう捉えるかはわかりません。
子ども同士のトラブルにも注意
園バスって、だいたい同じバス停の子が隣に座ったりします。
あの狭い空間ですから、ちょっとしたことでトラブルになったりします。
その時の対処法を間違えると、ずっと尾を引いて大変なことになることも。
バスに乗る順番
よくあるのが、我先にとバスに乗り込もうとして順番を争うこと。
我が家が通っていた幼稚園では、年齢が小さい子から先に乗車することが決まっていました。
園によって考え方も違うので、もし決まっている場合は、こどもにもよく聞かせましょう。
決まっていない場合は、そのバス停独自の決め事があるかもしれないので、他のママにあらかじめ聞いておくのも手です。それすら決まっていなくて、毎回グチャグチャの場合は、一度他のママさんと話し合って決めておくのがスムーズかと思います。
子供同士が気が合わない場合
子どもとは言え、子供同士気が合う合わないはあります。
同じバス停で気が合わないと、ママも気が重いですよね。
なるべく離れて待つとか、遅れない程度にギリギリに行くなど、なるべくかかわらないようにするのがよいかと思います。
我が家に実際にあったトラブル
我が家の実際にあったトラブルです。長くなります。
一つ学年が下の子と我が家の娘の二人だけが同じバス停という年がありました。娘が年長さんの年です。
その一つ下の子と園バスの中でも隣の席でした。
新学年が始まってわりとすぐですが、隣のその子が娘のかばんに付いていたキーホルダーを触ってくるようになりました。娘は触られるのが嫌だったらしく、「触らないでね」と普通に伝えたそうですが、一つ下のその子は園バスから降りるなり、お母さんに泣きながら抱きついてしまいました。
娘からはすぐにその場で、園バスの中であったことを聞き、泣かしてしまったことを「ごめんね」と謝り、その場はとりあえず収まりました。娘にも「触らせてあげたら?」なんてアドバイスしたりして、そんなに大した問題ではなく、丸く収まるだろうと期待していました。
次の日の朝、昨日の出来事をもう一度謝っておこうと思い、「昨日はごめんね。娘ももしかしたら言い方がきつかったかもしれないわ。でも触られるのが嫌だったみたいで。」と悪気なく伝えたつもりでした。
が、相手はどうもその「触られるのが嫌だったみたい」という部分が、自分の子が責められていると感じてカチンときたらしく、我が家の娘に「○○ちゃんはまだ小さいからまた触っちゃうと思うんだ。だからもし触ったら“やさしく”注意してね」と、まるで娘がきつく叱ったかのように言われてしまいました。
その子を責める意味で言ったわけではないのに、相手はそういう意味に受け取ってしまった。
「やっちゃった…」と後で後悔しても遅いですよね。それは余計な一言でした。
バス停は二人しか利用していなく、関係がこじれると面倒なので、その後もなんとかギスギスしないように、挨拶だけはしっかり、なるべく余計なことはしゃべらないようにしました。
そのトラブルがあってからほどなくして、用事があって娘が幼稚園を何日か休んだのですが、休み明けに行ってみると、なんと、その子が娘の隣の席から離れ、違う子と座ることになっていたのです。
きっと、あの時のトラブルを気にしていて、その子のママが頼んだのかな、申し訳ないなと思い、その子のママに聞いてみたのですが、「あぁ、なんか突然そういうことになったんだよね。」と。こちらがその件について更に聞き出そうとすると、あからさまに違う話題に振られてしまいました。
不自然すぎて、きっとその子のママが園に頼んだに違いないのに、しらを切られたのが悲しくて。
もしかしたら気を遣ってそういう言い方をしたのかもしれませんが、こちらとしては腑に落ちたくて、ずっとモヤモヤしていました。
しばらくして、ある時、園バスの先生と話す機会があったので、そのことを聞いてみたら、やっぱりその子のママが頼んできたことが判明。そのことについて、そのママに話すことはもうしませんでしたが(嫌な思いをするので)、なんだかなぁと更にモヤモヤ…。
こちらとしては基本的には挨拶はしっかりしていましたが、だんだんと時が経つにつれ、相手の態度がそっけなくなり、最後はこちらが挨拶をしても「あぁ」といった感じで“あご”で挨拶を返すように(泣)。まぁ、無視をされるよりかはまだマシなのでしょうけれど。
その子、同じマンションです(泣)。子ども同士は尾を引いてなくて、笑顔で話したりしてますが…。今でも会うと相変わらずそのママはそっけないですが、卒園した今、会う機会もあまりないので何とかやりすごしています。
嫌な思いをして得られた教訓
どんなに嫌でも、“挨拶は大事”。されて嫌なことはしない。トラブルの対処法は慎重に。
私みたいに、余計な一言にはご注意を。
けっして相手のお子さんを責めてると受け取られるような言葉は言わないほうがよいです。
そんなモヤモヤした時期に助けられた本がこちら。
自分に暗示をかけて乗り切るという方法。
気にしすぎると、その日一日どころか、ずっとモヤモヤしてしまいます。
結局人を変えることはできません。自分が変わるしかありません。穏やかに暮らすために。
どうしても辛い場合は…
いろいろやってみたけれど、どうしてもダメ。同じバス停の人が無視をして辛い…など、どうしても同じバス停だと辛くて病んでしまいそうな人。
可能であれば、思い切って、バス停を変える、園まで自分で送り迎えをするという方法もあります。
バス停は、利用する人によって雰囲気がガラッと変わります。年度によっても全然違ったりします。
とりあえず今年度は我慢して来年度に期待するというのもアリですが、どうしても今辛くてという場合は、変えてみる方向で考えるといいかと思います。
途中で変更すると何か噂されるのでは? などと心配になりますよね。
その時に何か言われるのは仕方ありません。でも人はそれほどあなたのことを気にはしていません。変えることでバス停のトラブルから開放されるのであれば、その方があなたにとって幸せなことだと思います。
子どものトラブルは園に相談する
我が家の話ですが、隣の席の女の子(一つ年上)が園バスの中でど突いてきて、娘が泣きながら訴えかけてきたことがありました。ちょうどバス停での井戸端会議に嫌気がさしていた時だったので、バス内でのトラブルがあった旨を園に伝え、一時期お友達のいる隣のバス停に替えてもらっていた時があります。バス停を替えることに伴い、ついでにバスの座席もその子の隣にならないように変更してもらいました。
子どもに我慢させる、嫌なことをされたら「やめて」と言えるように教育するのも親の役目です。
ですが、大人でも嫌なものは嫌、気が合わない人も中にはいます。
あの狭い園バスの中で、ずっと嫌な思いをするのも可愛そうです。下手したら登園拒否にもなりかねません。
何かトラブルがあった際には、直接向こうの親には言わずに、園に相談してみましょう。
園バスは数年間の期間限定です。小学校に入ったら、バス停からの開放感で、なんて楽なんだろうと感じると思います。今は辛いかもしれませんが、なんとか自分が心地よく過ごせるように色々試してみるとよいかと思います。
-
前の記事
放置した5年・6年ものの手作り味噌は食べられる? 開封してみました! 2019.01.16
-
次の記事
【ふるさと納税】福岡県福智町からお礼の品(ヒノヒカリ無洗米5kg)が届きました! 2019.01.18
