近頃、ネットでも「暗号資産」「仮想通貨」などの文字を目にする機会が多くなってきました。
興味はあるのだけれど、難しそうだし、どうやって始めたらいいかわからない…。
暗号資産は、普段聞き慣れない言葉が多いので、それだけで「難しそう。」と思ってしまいますよね。そしてまだまだ身近でやっている人が少ないから、「やってみよう!」と思う気持ちが芽生えづらいのが現状です。
私は、アラフィフの40代子持ち主婦ですが、一念発起して暗号資産を始めることにしました。株の取引は経験者ですが、暗号資産については全くの無知、“超初心者”です。
超初心者ですので、始めるにあたって、自分で理解できるように調べました。
こちらの記事は、同じように暗号資産に興味を持っていて、始めてみたいなと思う人向けにわかりやすく暗号資産について基礎知識を書きました。ぜひご参考になさってみてください!
暗号資産(仮想通貨)とは?
暗号資産とは、インターネット上でやり取りされる“暗号化されたデジタル資産”のこと。投資用資産の他に、物販の支払いやゲーム内で使われたり、国際送金に用いられたりします。
『暗号資産』と『仮想通貨』どちらの名称が正しいの?
以前は『仮想通貨』という呼び名が一般的でしたが、資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)によって法令上は『暗号資産』に呼び名が変更されました。
世間一般的には『仮想通貨』という呼び名の方が広く浸透しているため、今でも『仮想通貨』と呼ばれることが多いです。
暗号資産(仮想通貨)の特徴は主に2つ。
- 国家による価値の保証がない
- 暗号化されたデジタル通貨
国家による価値の保証がない
国がその価値を保証している通貨を「法定通貨」といいます。
- 日本銀行が発行する日本銀行券(紙幣)
- 造幣局が製造し政府が発行する貨幣(硬貨)
一方、暗号資産(仮想通貨)は、ほとんどが政府や企業、組織といった中央集権的な発行者や管理者が存在せず、特定の国家などによって価値が保証されていません。
暗号化されたデジタル通貨
暗号資産(仮想通貨)は、ブロックチェーンと呼ばれる暗号化の技術により、データの偽造ができない仕組みになっています。
ブロックチェーンとは?
暗号化された署名を添えて送信することで、事実上改ざんできない仕組みになっている技術。送金したり受け取ったりする際に、取引情報がブロックチェーンの台帳に必ず記録される。
暗号資産(仮想通貨)に安全性はあるの?
暗号資産を始めるにあたって、気になるのが“安全かどうか”ですよね。残念ながら過去には数々の流出事件もおこっていますが、近年より高いセキュリティを目指して各社取り組みを行っています。
過去におこった暗号資産の流出事件
まずは暗号資産をめぐる代表的な過去の事件を把握してみましょう。
- 2014年、日本の取引所マウントゴックスから、約5億ドル相当のビットコインが流出
- 2018年、日本の取引所『コインチェック』からネム(NEM)が約580億円流出
- 2021年、分散型金融(DeFi、ディーファイ)関連サービスを手がけるポリ・ネットワークから約6億ドル(約660億円)の暗号資産(仮想通貨)が流出
いずれの事件もハッキングによる不正流出です。
こういう事件があると、暗号資産って安全性のない危ない取引なんじゃないかと不安になりますよね。
2018年のコインチェック不正流出の際は、今よりも安全性の低い体制でした。
しかし、この事件以降、コインチェックは東証一部上場のマネックスグループの傘下となり、経営体制やセキュリティを見直しました。二段階認証の導入や、セキュリティの高い保管、顧客資産と自社資産の分離など、より安全性の高い取引所となっています。
安全性に力を入れているので、ネットバンキングと同じような感覚で暗号資産も使えそうですね。
取引所は金融庁から監督・監視されている
暗号資産(仮想通貨)は、2017年に改正資金決済法で『決済通貨』として国に認められました。
暗号資産業者は登録制になり、現在は25社(コインチェックやビットフライヤーなど)が金融庁から監督・監視されています。
暗号資産(仮想通貨)は何種類あるの?
暗号資産(仮想通貨)は、現在千数種類も存在しています。
暗号資産(仮想通貨)市場の中で40%近くを占めているのが『ビットコイン』です。
ビットコイン以外の『イーサリアム』『リップル』などの暗号資産(仮想通貨)は、総称して『アルトコイン』と呼び、暗号資産(仮想通貨)は『ビットコイン』と『アルトコイン』の大きく二つに分けられます。
暗号資産(仮想通貨)はどうやって買うの?
暗号資産をやったことがない人にとって、大きなハードルが「どうやって始めるの?」「どこで買っていいかわからない。」ことだと思います。
わからないことだらけだと不安だし、「よくわからないからやらなくていいか。」となってしまいます。
まずは暗号資産を始める流れを知っておくと、“意外と簡単に始められる”ことがわかりますよ。
ではさっそく、暗号資産を購入する流れを勉強してみましょう。
暗号資産を購入するためには、まず「取引所」に口座を開設します。
日本の代表的な取引所は『コインチェック 』や『ビットフライヤー』『DMMビットコイン』など。
スマホやパソコンから簡単に口座が作れます。
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)
- 銀行口座番号がわかるもの(通帳やキャッシュカード)
ステップ1で開設した取引所の入金用口座にお金を入金します。
- 銀行振込 ※入金手数料なし
- コンビニ入金 ※入金手数料あり
- クイック入金(ペイジー決済) ※入金手数料あり
ステップ2で入金したお金で、実際に暗号資産を購入していきます。
実際に購入してみると、その手軽さに驚くかと思います。難しく考えるよりも、まずは少額から購入してみるのをおススメします。
\業界大手のコインチェックなら、500円から購入できます/