こんにちは、日々の幸子(@hibinohappy)です。
こどもが風邪をひいている時、昼間はそれほど咳き込まなくても、夜寝ている時に急に咳がひどくなりますよね。
あまりにひどい場合は、ちょっと起こして水分をとらせたりしますが、なるべく起こしたくないもの。こどもを起こさず、かつ簡単に咳止めできたらいいですね。
実は、超簡単で、しかも即効性のある方法があるんです。どこのご家庭にも常備している「生の玉ねぎ」を使うだけなんです。通称「置きタマ」とも言うのだとか!
あまりに簡単で誰でもすぐできますよ。その方法を伝授します。
玉ねぎを切って枕元に置くだけで咳止め効果が!
タイトル通りなので、お教えするほどのものではないのですが(笑)、ご紹介しますね。
玉ねぎで咳止めする方法(置き玉ねぎ)
・生の玉ねぎの皮を剥いて、半分に切ります(※皮を剥くのが面倒くさい人はそのままでもOK)。半分も使うのがもったいない人は、さらにカットして少量にしてもOK。
・お皿などの上にカットした断面を上にして置き、枕元に置くだけ!
水にさらすと有効成分が流れてしまうので、玉ねぎをカットしたらそのままお皿に上などに置いてください。
こどもがいて、枕元にお皿を置くのが危ない場合は、サランラップなどの上に置いてもいいですよ。
即効性あり
以前、我が家の風邪気味の娘が、夜寝ている時に咳がひどくなり、大丈夫かなと心配になりました。その時に、「置きタマ」のことを思い出して即実践。するとすぐに咳が止まってスヤスヤと寝始めました。
玉ねぎのニオイが部屋中に充満するけれど、どうやらそのニオイの成分がポイントらしいです。切った玉ねぎは、水にさらさずにそのまま置きましょう。
部屋が玉ねぎ臭くてもがまんね!
なぜ玉ねぎに咳止め効果があるの?
なぜ玉ねぎを枕元に置くだけで咳が止まるのか不思議ですよね。そんな簡単な方法で咳が止まるなら実践したくなります。
ポイントは玉ねぎの成分「硫化アリル」
玉ねぎやユリ科の植物であるネギ、ニンニク、ニラなどには「硫化アリル(りゅうかありる)」と呼ばれる成分が多く含まれています。玉ねぎの特有のツーンとしたニオイは硫化アリルによるもの。
玉ねぎを切ると涙が出るのは、硫化アリルが空気中に混ざって目などの粘膜を刺激するからだそうですよ。この硫化アリルには、自律神経の興奮を和らげ、安眠・快眠効果があるので、咳が止まると言われています。
カットした断面を上にして置くのは、硫化アリルを部屋に広げるためなのね。
なぜ自律神経の興奮を和らげると咳が止まるの?
咳は、日中よりも夜や朝方に出やすくなります。
これは、自律神経の働きが影響しています。眠っている時には、リラックスした状態となり、副交感神経の働きが強くなります。副交感神経の働きが強くなると、気管や気道が狭く過敏になり、咳き込みやすくなります。
寝ている時の自律神経の興奮を和らげてあげることで、咳を鎮めることができます。
自律神経以外の夜間の咳の原因と対処法
副交感神経の働きが優位になるという原因以外にも、夜間の咳の原因はあります。
冷たい空気
布団に入ると体が温まっていても、寝室の空気が冷えていると、その温度差でのどや気管支が過敏になり咳が出やすくなります。
対処法→加湿したり、部屋の温度を上げる。
加湿器に空気清浄機能もあると、お部屋の空気も綺麗になってよいですね。
鼻水や痰が気管に流れ込む
横になると、鼻水や痰が気管に流れ落ち、咳が出やすくなります。
対処法→枕などを使って、頭を高くすると効果的。
★★★★★鼻炎での睡眠不足が解消されました!
ほこりやダニ
アレルギーがない人でも、ほこりやダニが刺激になり、咳の原因となります。
対処法→布団はこまめに掃除して、ほこりやダニを除去しましょう。
我が家でも使っています。ダニや小さな粉塵が沢山取れてよいです。
置き玉ねぎ以外の夜間のおすすめ咳対策
置き玉ねぎでも効果的ですが、我が家ではもう一つ咳対策で実践していることがあります。
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